Winnyという名の共有ソフト

Date
2006-12-18 (月)
Category
ソフトウェア

Winnyといえば、2002年5月に公開されたファイル共有ソフト

当時既に活躍していたWinMXなどと違い

ファイルを暗号化し、中央サーバなどを経由する事がない。 ダウンロードしているユーザとは関係ないユーザを経由するバケツリレー方式を採用している事から、ユーザを特定しにくい

だからこそ、著作権を侵害している場合も逮捕されずらいのではないかと、Winnyを紹介するサイトが多数発生。 使用ユーザもそれとリンクするかのようにWinnyへと流れ込み、使用ユーザの増加は歯止めがかからなくなった。ソフトウェア自体は、 違法ではないが便利を手にしたユーザ達は中毒症状にかかってたんじゃないだろうか。

2006年12月13日には、Winny開発者の金子勇氏に著作権侵害幇助の有罪判決が下されたが使用ユーザは減る事がない。

 

12/01 12/02 12/03 12/04 12/05 12/06 12/07
391219 443807 442176 372748 397905 394232 385239
12/08 12/09 12/10 12/11 12/12 12/13 12/14
391222 452442 443064 396333 342522 405010 391634

(Winnyのノード数を調査したものNetAgent調べ)

著作権がどこまで保護されているかは分からないが、ネットワーク上にデータがある以上これを保護する事がどこまでできるのだろうか。

ファイル共有ソフトに限らず、ネットで多数存在するアップローダ。個人のサイトやメッセンジャーなど、 悪用しようと思えば著作権侵害を幇助する手段は沢山ある。

 

個人のモラルだけでは、守りきれない。だからといって、それを制限する手段が出ても解除する手段が現れる。 今後も決着がつかない鼬ごっこを繰り返していくのだろうか。

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